昔々 ある国に
獰猛な国王がいたんだってさ
自分にはむかうものは
諸刃の刀で
次々に切り倒していったとさ
辺りは屍ばかりになった
もう刃向かえるものはいない
最強のキングになったんだ
誰かに襲われる心配もない
キングは永遠の命を手にしたか?
いや 敵は彼の中にいた
病が彼を蝕み始めた
己の細胞が
刃向かってきたんだ
そして
王もまた
屍の中に倒れるんだ
つまり
一時の栄華ってことよね?
そんなものを追いかけて
身を削るよりも
おいらたち
この世の春を楽しみたいよな
もう秋だけど....
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金持ちも貧乏人も 平等なのはいつか死ぬという事ですね
秋でもこの世の春を追い求めましょう。深いお話しでしたね