ああだこうだと
目先のことに騒ぐではない
わたしはもう千年もここに居る
ヒトの世の興亡の
なんとはかない事か
物言わぬもの
小さきものは弱きもの
自由に扱ってよいと
侮ってはならない
強さの基準はひとつではない
わたしはこの硬い大地から
必要なものを得ている
私の足元にいる小さきものは
三次元を自由に飛び交う
終始 大地にへばりついてなどいない
たとえ
高みからすべてを見通しても
自らを神とすることもない
あがめられることを求めて
奔走などしない
わたしの足元の柔らかな草は
風が吹けば
風と共に揺れるが
決して根まで
揺らぐことはない
多様性を受け入れぬものの上に
いつも騒動は押し寄せる
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胸に手を当てて我が身を振り返ってみよっ!
そんなこと思ってるかも。
ハハッーー!
空も飛べず、千年も生きられない人間は小さいですよ